あらすじ
妻子持ちサラリーマンの「リーマンくん」は、お金に関して漠然とした不安を抱えて、毎日を一生懸命生きています。
そんなリーマンくんに、お金の知識を授けるのが「両学長」と「ヒトデ先生」です。
彼らは、経済的に自由な状態への「目標」と「道筋」を示してくれます。
お金の不安から解放されるために、いざ明日から何をすべきか?
その答えが、本書には詰まっています。
今より一歩、自由に近づきたい人は、必見の内容となっています。
本書籍の良い点
小金持ちへの道筋がしっかり示されている
筆者の主張の中には、「大金持ちは無理でも、小金持ちなら誰でもなれる」というものがあります。
しっかりとしたお金の知識があれば、誰でも、余裕のある生活が送れます。
本書では、その小金持ちへの道筋がしっかりと示されています!
具体的には、下記の力 ( 知識 ) が身につき、これから何をすべきかが分かる内容となっています。
・支出を減らす力 ( 貯める力 )
・収入を増やす力 ( 稼ぐ力 )
・資産を増やす力 ( 増やす力 )
フルカラー&豊富なイラストで理解しやすい
本書は、フルカラーで作成されており、イラストも豊富なので、とにかく分かりやすいです!
イラストについては、ポップで可愛らしいものなので、大学の教科書のような堅苦しいものではありません。
堅苦しい文章が苦手な方には、大変おすすめできる一冊です!
本書籍の悪い点
謎のキャラクターに困惑する
主要な登場人物3人のうち、2人は人間ではありません。
・両学長 →筋肉ムキムキのライオン
・ヒトデ先生 →ヒトデ
・リーマンくん→人間
SNSのアイコンの姿なので、初見の人は困惑しますね。
終盤が駆け足
本書は、「5つの力が身につく」ことを謳っています。
しかし、前述の下記の力 ( 知識 ) に注力したため、残る2つの力の内容は薄いです。
【重点的に解説されている力】
・支出を減らす力 ( 貯める力 )
・収入を増やす力 ( 稼ぐ力 )
・資産を増やす力 ( 増やす力 )
【解説内容が薄い力】
・資産を減らさない力 ( 守る力 )
・人生を豊かにすることにお金を使う力 ( 使う力 )
【解説内容が薄い力】は、資産形成後に重要となる力のため、今回は割愛という状況です。
【重点的に解説されている力】の内容がしっかりしているため、残る力も解説してほしくなってしまいました。
まとめ
これまで、実際に書籍を読んだ感想を述べてきました。
本書は、経済的に自由な状態となるための、「目標」とそこに至るまでの「具体的な道筋」をしっかり示した素晴らしい内容となっています。
今より一歩、自由に近づきたい人は、是非、手に取ってみてください!
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