高配当株投資を行う目的は、「キャッシュフローの強化」とされています。
しかし、これがどうもイメージできない。そういう方も多いと思います。
今回、コロナ禍を受け、「キャッシュフローの強化」がどのようなものか、
身をもって理解できたため、その内容をまとめます。
はじめに
コロナ禍とは、2019年末~2020年末現在、
世界的に大流行しているウイルス感染症に伴う、危機的な状況のことを言います。
この間、人々は、家の中で過ごすようになり、経済に大打撃を与えました。
コロナ禍を受けて
コロナによる経済ダメージにより、私自身、収入が減少しました。
仕事の依頼が減ったことにより、残業が一切なくなったことと、
休業を実施したことで、平時を大きく下回る収入となりました。
一瞬で世界の情勢が変わり、
それが、生活レベルにまで影響が及ぶのは衝撃で、
この時に大きな不安があったことは、言うまでもありません。
精神的な支えとなった配当金
収入の減少に伴う不安に効いたのが「配当金」、つまり別ルートからの収入です。
まだ、投資額が少ないため、金銭面での支えとしては、大きくはありませんでしたが、
精神面での支えとしては、既に大きなものを感じました。
「生きてる収入源がある。」この感覚の存在は、とても心強かったです。
キャッシュフローの強化
これまで、「キャッシュフローの強化」を給料の底上げ程度に思っていましたが、
今回の経験から、勘違いだと気付きました。
もちろん、底上げしている側面もありますが、給料とは別ルートで入金されることに意義があり、
それこそが「キャッシュフローの強化」にあたると理解できました。
![](https://kabubokumono.com/wp-content/uploads/2020/11/image-10.png)
2020年末現在、私の年間配当金額は十数万円です。これはつまり、
仮に、1カ月無給になったとしても、平時と大きく変わらない生活が送れる程、
「キャッシュフローの強化」が既にできていることになります。
最終的には、働かなくても生活が送れる程度に強化してきたいですが、
既にキャッシュフローの強化の成果があることにも、今回、気付くことができました。
インデックス投資ではできないこと
高配当株投資の比較として、よく「インデックス投資」が挙げられます。
インデックス投資は、優秀な投資法である一方、「キャッシュフローの強化」は苦手です。
インデックス投資の利益は、売却することで生まれますが、
今回のような株価の暴落が起きた時、売却して利益を確定することは、
非効率すぎて、実行の意思決定が難しいためです。
振り返ってみると、今回のコロナ禍による株価下落は一時的なものでした。
しかし、毎回の暴落がそうとは限りません。
「キャッシュフローの強化」を目的に投資をするのであれば、
「高配当株投資」が適していると言えそうです。
おわりに
コロナの騒動の中からは、学ぶことが多くありました。
今回の「キャッシュフローの強化」の体験についても、その一つです。
嫌なことばかりのコロナ禍ですが、
投資の軸を確固たるものにできたのは、大きな収穫だったと思います。
それでは、最後までありがとうございました!
どうか、お体には気を付けてお過ごしください。
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