連続増配年数が長い株には、次のような注意が必要です。
・大きな増配に慎重
・利回りが低い銘柄が多い
それぞれの注意点を理解した上で、購入を検討するようにしましょう。
連続増配年数の注意点
大きな増配に慎重
会社が「増配」を継続的に実施するために、
大きな増配には慎重になっている点が、注意点として挙げられます。
来年は、今年よりも多くの配当金を出さないと継続が途絶えるため、
思い切った増配が難しいのは、想像できます。
連続増配年数TOP3銘柄の平均増配率は、以下のとおりです。
(2017-2021年)
花王:6.97%
SPK:4.11%
三菱HCキャピタル:18.34%
私の増配率に対する感覚は、「10%程度あると嬉しい」です。
三菱HCキャピタルが、優秀な増配率である一方、
花王とSPKは、そこまで増配率が高くないことが分かります。
このように、連続増配年数が長い銘柄には、
増配率が優秀ではない銘柄も含まれているので、注意が必要です。
投資成績を振り返った時に、「配当維持」や「軽微な減配」をしながらも、
力強く増配した銘柄の方が、成績が良かった!なんてことにもなりかねません。
▼参照データ
執筆時にデータがあった、2017-2021年のみに着目している点はご注意ください。
他の期間で区切った時に、必ず同じ結論になるとは限りません。
利回りが低い銘柄が多い
連続増配年数が長くなると、今後の増配も見越して買われるため、
現在の配当利回りは低くなる傾向にあります。
連続増配年数TOP3銘柄の配当利回りは、以下のとおりです。
(2023年1月執筆時現在)
花王:2.85%
SPK:3.05%
三菱HCキャピタル:4.76%
業種にもよりますが、優秀な配当利回りは4%付近からなので、
花王やSPKについては、魅力度が低いです。
魅力的な簿価利回りに到達するには、5~10年かかるため、
それ以上の長期目線で購入を検討しなければなりません。
中期目線で購入した場合、「配当維持」や「軽微な減配」をしながらも、
購入時の利回りが高い銘柄の方が、受け取り配当総額が多かった!なんてことにもなりかねません。
まとめ
ここまで、連続増配年数が長い株に関する注意点を説明してきました。
・大きな増配に慎重
・利回りが低い銘柄が多い
増配年数が長い会社が優秀であることは想像しやすいですが、
何も考えずに購入すると、思っていたパフォーマンスが出せないこともあります。
今回の説明を参考に、期待するパフォーマンスが得られるかを考え、
落ち着いて購入を検討するようにしましょう!




