どの株を買うかの議論はよくされますが、そもそも総資産の内、どの程度を株として持っておくのかという議論は軽視されがちです。
ただ、この軸がないと、現金の割合が異常に少なかったり、逆に異常に多かったりと、極端なバランスになってしまいます。
皆さんは、ご自身の資産配分が、何故そのようになっているかを説明できますか?
私は出来なかったので、ここで改めて検討してみました。
今回は、その検討結果をまとめましたので、一例として参考になれば嬉しいです。
資産配分の検討結果
以下の時系列で、資産配分を変化させていく結論となりました。
①日本株で生活費の大部分を賄う
配分:日本株80% 米国株10% 現金10%
日本で生活するため、まずは日本株に大きく振り分けます。
米国株をメインにすると、円安円高で配当収入が大きく上下するため、生活に関わる収入が大きく上下することになります。それではストレスを抱えるため、為替リスクを抑える配分としました。
それでも米国の増配文化は取り入れておきたいのと、円安由来の物価高で生活が苦しくならないように、少量は米国株を残しています。
安全な資産が少なく暴落耐性は低いですが、ある程度の運がないとFIREは無理なので、リスク高めでチャレンジします。
②余剰資金で米国株の比率を高める
配分:日本株70% 米国株20% 現金10%
「①日本株で生活費の大部分を賄う」を達成出来たら、徐々に米国株の配分を増やします。日本株の配分は減りますが、日本株からの配当金は減らさないようにします。
「①日本株で生活費の大部分を賄う」段階では、生活の安定のために為替リスクを避ける配分でしたが、それがかなった後は、為替リスクを取りつつ、米国の増配文化に乗っかる配分です。
安全資産を増やすべきとも感じますが、このステージに到達している頃には、現金10%でも700万円程度になります。これだけあれば、生活では困ることはないのかなと思っています。
まだ先の長い40代までは、暴落が来ても立て直せると考え、この配分にしようと思います。50歳になってからは、次の③の配分に進みます。
③暴落への備えとして米国債の比率を高める
配分:日本株60% 米国株20% 米国債10% 現金10%
50歳からは、安全資産として米国債を増やそうと思います。
ただ、安全資産を増やすという方針は変わらないと思いますが、20年近く先の話なので、投資先は変わるかもしれません。今の利回りや安全性なら、米国債にするつもりです。
高める比率は現金でも良いと思いますが、50代はまだまだ若いので、通貨を分散させつつ、インカムは狙おうと思います。60歳になったら、次の④の配分に進みます。
④暴落への備えとして米国債と現金の比率を高める
配分:日本株40% 米国株20% 米国債20% 現金20%
60歳からは、更に安全資産を増やします。この辺りで大暴落を受けると、立て直しが難しいので、暴落耐性の高い投資先を選びます。
ただ、人生もラストスパートに入り、出来れば豪遊したいので、引き続き利回りの高い株は持ち続けます。
まとめ
まとめると、若い頃はリスクを取って、相場が良ければFIREを狙える資産配分で、老いてリスクが取れなくなってきたら防御力を高めます。
「リスクが取れる時は取って、取れない時は取らない。」という当たり前のことですが、それを具体的に考えてみました。
リスク資産は、(100-年齢)%にすると良いという通説もありますが、それで言うと私はしばらく10歳です。
投資先について
日本株について
日本円で生活するため、メインの投資先にします。近年、株主還元への姿勢が大きく改善したので、日本株をメインに据えることは、悪くはないのかなと思っています。
株ではないですが、J-REITのETFもここの分類として管理しています。このETF以外については、良い投資商品が出てくるまでは個別株に投資します。
▼毎年投稿している「資産運用報告」に、その時点で保有している銘柄を書いています。気になる方は、参考にしてみてください。
日本国債について
日本国債については、投資を考えていません。
日本国債のETFは、利回りが低いくせに値動きがあるのが許せず、個人向け国債は、利回りが低いくせに拘束があるのが許せませんでした。
米国株について
SPYDとHDVに投資します。
配分は、評価額ベースで「SPYD:HDV = 4:6」とします。これは、SPYDの方が配当利回りが高い事への調整と、安定感のあるHDV由来の配当金を増やすための調整です。
よく比較対象として挙げられるVYMは利回りが低いため投資しません。日本株の個別株もそうですが、低利回り長期連続増配株は、個人的には好みではないです。
米国債について
AGGだけに投資します。
ほぼ同じETFで、ティッカーのカッコいいBNDを買いたいですが、SBI証券ではAGGの手数料が無料なので仕方なく…
現金について
日本もインフレの世界に突入したこともあり、しばらくは配分を少なくしています。
現金保有の主の目的は生活のためです。
暴落時の買い増しでインパクトを出そうとすると、大量に現金を眠らせておく必要があり、目下は、インフレへの懸念で暴落準備は断念しました。
おわりに
ここまで、配当生活の準備として、資産配分と投資先の検討結果を述べてきました。一例として参考になれば幸いです。
あくまでも現時点の方針なので、適宜見直していきたいと思います。




