サイドFIREとは
そもそも「FIRE」は、不労所得が生活費を上回った段階で、若くして仕事を辞めることを言います。
これは、英語の「Financial Independence, Retire Early」の略です。
そして「サイドFIRE」は、生活費のすべてを不労所得で支払うのではなく、一部は労働によって稼いだお金を使うリタイア方法です。
完全な自由とはなりませんが、フルタイムの仕事や、重度のプレッシャーからは解放されます。
サイドFIREの効力
FIREするためには多くの資金が必要です。
その額は、年間生活費の25倍が定説となっています。
必要資金は下記のとおりです。
・400万円で生活している人は、10,000万円
・300万円で生活している人は、7,500万円
・200万円で生活している人は、5,000万円
ここから、ひとつ重要なことに気付くと思います。
それは、不労所得で支払う生活費を削減すると、その25倍の資金が不要となることです。
生活費の半分を労働で支払うと、次のように変化します。
・400万円で生活している人は、10,000万円 → 5,000万円
・300万円で生活している人は、7,500万円 → 3,750万円
・200万円で生活している人は、5,000万円 → 2,500万円
軽度の仕事であれば、適度な暇つぶし、社会とのつながりにもなります。
フルタイムの仕事や、重度のプレッシャーが嫌であって、
軽度の仕事であれば続けていきたいという人には、主軸となるリタイア方法です。
働き方が変化し始めている
最近、みずほフィナンシャルグループが「週休4日制」を検討していることを発表しました。
今後、同じく週休4日制を検討し始める企業が増えてくるかもしれません。
日本における働き方が、変化し始めているのでしょう。
週休4日制を、体のいいリストラと捉えることもできますが、
サイドFIREを目指す人には追い風となるかもしれません。
週休4日制の会社は、サイドFIRE後の勤め先として十分候補となるからです。
まとめ
サイドFIREは、生活費の一部を労働によって賄い、
残りの生活費を不労所得で支払う、現実的なリタイア方法です。
完全なリタイアよりも、必要となる資金が少ない特徴がありました。
今後、日本の働き方が変化していき、
週休4日制の会社が増えると、より実現性が高まると考えられます。
私も「サイドFIRE」は目指しています。
あなたの未来の働き方として、一考に値するのではないでしょうか。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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