ハンドメイド販売を始めて、1カ月が経ちました。
ここで、頭の中を整理するために、
これまで学んだことや考えたことについてまとめようと思います。
同時期にハンドメイド販売をスタートした同志の方、
一考察として、少しでも参考になれば幸いです。
既にハンドメイド販売の経験を積んだ先輩方、
認識の相違があれば、連絡いただけると泣いて喜びます。
【注意】この記事は、あくまで「副業・本業」路線の考察です。
余暇に「趣味」として作ったものを販売していて、
儲ける気がない場合は、また違った考察が必要かと思います。
それでは、進めてまいります。
ハンドメイドの価値
作品販売の出発点になるのは、価値を理解することです。
価値を理解していないと、適切な価格設定ができませんし、
自信をもって販売することもできません。

ハンドメイドの価値は、
大量生産できないものを、求めている人に提供できることです。
大量生産できない理由については、
・欲しがっている人数が少なく、大量生産すると売れ残る。
( 採算が合わない )
・複雑なデザインで、そもそも工場機械での作成が難しい。
などでしょうか。
これの逆である作品、つまり、
「みんなが欲しがっていて、機械でも作成できる」作品であれば、
大量生産され、その辺の店舗で販売されています。
私たちが作っているハンドメイド作品には、価値があります。
そのことは、まず絶対に理解する必要があります。
価格設定の考え方について
ハンドメイド作品の価格設定において、忘れがちながら、
絶対に意識しなければならないのが「人件費」です。
私も、最初の作品などは、人件費まで考えが及んでおらず、
低価格で販売していました。
人件費の考え方や価格設定については、以下の外部記事でまとめられています。

価格設定において、
店舗で販売されている商品価格と同じにすることは、避けるべきです。
それは、店舗で販売されている商品は、大量生産されているためです。
大量生産された商品は、機械化により「人件費」を極限まで削り、
安価で提供されています。
先程も述べたように、私たちの作品は、「大量生産できない」という価値があるので、
人件費は削れず、安価の提供もできません。
これは、とても自然なことです。
店舗で販売されている価格を参考に、
ハンドメイド作品でも、人件費を削った価格設定にするということは、
タダ働きをするのと、同じ状況になります。
出品先は、メルカリかminne(ミンネ)か
出品先の問題は、私も含めて、皆さん考えたことがあると思います。
普通のフリマアプリ ( メルカリ、ラクマ ) か、
ハンドメイド専用のフリマ ( ミンネ、クリーマ ) かの選択です。
( 自分のサイトという選択は、上級者向けなのでここでは触れません。)

前提として、普通のフリマアプリ利用者は、安いものを求めています。
値引き交渉が散見されるのも、そのためでしょう。
私の考えとして、数百円の作品を出品する場合は、
利用者の多い、普通のフリマアプリの方が売れます。
一方で、ハンドメイド作品の価格は、人件費を考えると平気で数千円になります。
もし、アクセサリーなどが数千円の価格帯になった時、
これまで説明してきた、「ハンドメイドの価値」や「価格設定」について、
理解している人でなければ購入には踏み出さないと考えられます。
そして、その理解者が多いのは、ハンドメイド専用のフリマなのでしょう。
最終的に、適性な価格でハンドメイド販売をするためにも、
専用フリマで出品すべきです。
その他にも、専用フリマの利点は、
リアルなイベントがあることや、作品のレビューがよく得られることなどがあります。
専用フリマは、ライバルが多く、ハードルも高い印象ですが、
普通のフリマアプリで練習しつつも、専用フリマへの挑戦を続けていきたいですね。
おわりに
ハンドメイド作品には価値があります。
そして、その価値を理解してくれる購入者が多いのは、
ハンドメイド専用フリマだと考えられます。
ハンドメイド専用のフリマは、
ライバルが多く、ハードルも高い印象ですが、挑戦してみたいと思います。
最後までありがとうございました!
コメント