社会人になると「懲役40年」なんて表現されることがあります。
社会人4年目の私自身も、「本当にこのまま、定年まで働かないといけないの?」と考えながら生活していました。
この記事では、定年まで働くことに絶望している会社員の、励みとなるような内容を提供します。
仕事を辞めたい
朝の目覚まし、通勤、社員間コミュニケーション、顧客の電話対応、納期前の焦燥感、休日最終日の憂鬱、上がらない給料。
仕事の嫌なところを挙げるときりがないです。
「仕事の面白さが分かるのには、3年かかる」と言われていますが、3年働いて分かったことは、こんな仕事の嫌な部分ばかりでした。
私の中での一番嫌な部分は、「終わりが見えない」ことです。
仮に定年まで働いたとして、その後は年金をあてにすることになります。
しかし、年金だけで理想の生活ができる訳もなく、足りない分は働いて稼ぐしかありません。
こうなると、文字通り、死ぬまで働くことになります。
そんな、ゴールのないマラソンをしている気分で、仕事へ向かう日々でした。
不労所得の存在
「不労所得」の存在は知っていると思います。働かなくても手に入るお金です。
しかしこれは、「お金持ちに与えられるもの」というのが、当時の私の認識でした。
会社を持っているお金持ち、マンションを持っているお金持ち、そういう人にだけ与えられる、自分には縁のないお金と思い込んでいました。
今の認識では、不労所得は「資本家なら誰にでも与えられるもの」です。
( 資本家・・・資本を提供し、利益の一部を受け取る人 )
資本家は、必ずしもお金持ちではありません。数千円の出資でも、規模は小さくても立派な資本家です。
1990年頃からネット証券が普及し始め、今では、自宅のパソコンやスマホから、手軽に株式会社へ投資することができるようになりました。
つまりは、誰でも手軽に資本家になれるようになった、誰でも気軽に不労所得を得られるようになったということです。
株式会社への投資に伴う不労所得「配当金」については、記事にしていますので、ご参考までに。
仕事のゴール
仕事のゴールは、「働かなくても生きていける」状態です。
不労所得は、おおよそ投資額が多ければ多く得ることができるので、
仕事のゴールは、次のように言うことができます。
生活費 ≦ 不労所得 となるまで、投資する
この状態になれば、仕事を辞めることができます。
このように、不労所得が生活費を上回った段階で、若くして仕事を辞めることを、
「Financial Independence, Retire Early」と言い、
略してFIREと呼ばれています。
上記書籍のレビュー
仕事のゴールに必要な金額
仕事のゴールに必要な金額は、年間生活費の25倍が通説になっています。
・年間400万円で生活している人は、10,000万円
・年間300万円で生活している人は、7,500万円
・年間200万円で生活している人は、5,000万円
重要な点は、年間生活費を削減すると、その25倍の資産が不要となることです。
例えば、通信費を見直して、年間10万円の削減ができたとします。
この場合は、250万円の資産が不要となりますので、節約の効果は侮れません。
もちろん、生活費の全額を不労所得で補う必要はありません。
一部を軽度の労働で賄うことで、必要な資金は激減します。
このように、一部を労働でカバーするリタイア方法は「サイドFIRE」と呼ばれます。
ゴールを目指して、今できること
固定費の見直し
前述の通り、節約の効果は侮れません。
特に、「固定費」については、何回も発生する出費なので、今すぐにでも見直す必要があります。
固定費を削減できた日から、累積で得するので、いかに早く見直しをするかが重要です。
私自身も固定費の見直しを行っていますので、ご参考までに。
給料以外の収入を作る
「生活費 ≦ 不労所得」を達成するためには、多くの資金が必要です。
給料の収入だけでは、目標額の達成は厳しいので、給料以外の収入源を増やす方が現実的です。
手軽に始められるものだと、「ブログ」や「YouTube」などが挙げられます。
投資を始めてみる
小額の投資でもメリットがあります。
それは、手軽に投資経験を積めることです。
株価の値動きに慣れたり、暴落などの特殊局面を経験することは、今後の投資活動において、必要な経験です。
小額の投資ですと、リスクも小さく経験が積めるのでおすすめです。
また、不労所得が手に入り、投資額の積み上げを加速することもできます。
実際に、その環境に身を置かないと熱も入らないので、小額からでも投資を始めてみましょう。
※投資は、資産を減らすリスクがあります。十分理解の上、自己責任でお願いします。
より深く学習する
この記事の内容を、より深く学びたい方には、下記の書籍をおすすめします。
フルカラーでイラストも多く使われており、非常に読みやすいです。
上記書籍のレビュー
おわりに
これまで、仕事のゴールについて述べてきました。
仕事にゴールがあると分かると、少し気が晴れた気がしませんか?
私は、この事実を知った日は、興奮して寝付けませんでした。
この記事が、より良い生活のお役に立てたなら幸いです。
私自身も、FIREを目指して頑張っているところです。
あなたも、一緒にゴールを目指してみましょう!
最後まで、ありがとうございました。
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