三菱UFJリース(8593)について、ご紹介します。
会社概要や高配当株投資に関する考察を記載してます。
本記事は、株の購入を促すことは目的としておりません。
投資は自己判断でお願い致します。
会社概要
三菱UFJリースは、リース事業などを行っている大企業です。
下記、7つのセグメントがあり、各分野で機器のリースや資金調達の支援など、
顧客をサポートする事業を行っています。
①カスタマービジネス
②環境・エネルギー
③ヘルスケア
④不動産
⑤航空
⑥ロジスティクス
⑦インフラ・企業投資
セグメント状況 ( 2021年3月期 第2四半期決算短信 )
各セグメントの前年同期比の利益については、次のとおりです。
①カスタマービジネス・・・1億円増加の97億円
②環境・エネルギー・・・5億円減少の24億円 ( 前年同期計上の売却益の反動 )
③ヘルスケア・・・前年同期比微増の3億円
④不動産・・・15億円増加の145億円
⑤航空・・・95億円減少の32億円 ( エアラインの破綻などのコロナ被害 )
⑥ロジスティクス・・・5億円減少の3億円 ( 鉄道貨車リース事業のコロナ被害 )
⑦インフラ・企業投資・・・1億円増加の0億円
「⑤航空」については、コロナの被害をしっかり受けているようですが、
利益は出せているようです。( 第1四半期決算短信においても黒字です。)
投資考察
配当利回り
2020年12月上旬における 予想配当利回りは、「5.3%」です。
(株価485円、配当25.5円)
コロナの急落後から株価は戻らず、高い配当利回りとなっています。
配当金推移

21期連続増配で有名な会社でしたが、2021年3月期も増配予想を発表し、
22期連続の増配予想の銘柄になりました。
「株主還元は継続的かつ安定的な配当で行う」という基本方針のため、
自社株買いはほとんど行っていません。
「値上がり」よりは「配当金」が目的の投資に適した会社ですね。
配当性向についても問題のない水準です。
今後の投資方針
21期連続増配の実績があり、高配当株投資に適した会社です。
5万円以下で購入できる手軽さもあり、今後も、買い増ししていく方針です。
ただ、2021年3月期の当期純利益予想については、2020年から大きく下げているため、
コロナ耐性はなさそうです。( 707億円→500億円 )
今後のコロナの再拡大には、注意したいと思います。
最後までありがとうございました!
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